「Mリーグ」に関するアンケート調査結果を発表 視聴経験者数約500万人、そのうち見る専門の“見る雀”が約300万人 20代男性の10人に1人は「Mリーグ」視聴経験あり イメージ1位は「頭脳スポーツ」
一般社団法人Mリーグ機構(本社:東京都港区、代表理事:藤田晋)は、「Mリーグ」に関する浸透度やファンの実態、コンテンツ評価を定量的に把握することを目的に15歳-79歳の男女を対象に、「Mリーグ」に関するアンケート調査を実施いたしました。
<調査結果サマリ>
・全人口の4%、約500万人が「Mリーグ」を視聴。うち麻雀非プレイヤーが2.5%を占めており、約300万人は、「Mリーグ」を通して「見る麻雀」を楽しんでいる。
・約1年で「麻雀」のネガティブイメージが全体的に低下。ポジティブイメージも一部上昇した項目が見られた。
・麻雀プレイ層の、「Mリーグ」のイメージ1位は「頭脳スポーツ」2位は「エンタメ」。
・20代男性の10.9%が「Mリーグ」のリーグ戦や関連コンテンツの視聴経験があると回答。
・「麻雀プレイかつMリーグ閲覧層」の「Mリーグ」満足度は9割超、満足度の高いコンテンツとなっている。
・「Mリーグ」に対し満足する理由としては、1位は「レベルの高い麻雀が見られるから」2位は「解説が丁寧」。
・「Mリーグ」2018シーズンの人気選手は認知率・ファン率共に1位は萩原聖人さん(TEAM RAIDEN/雷電)。
・動画で「Mリーグ」を閲覧すると、イメージは1位「女性もプレイするものだ」2位「新しさを感じる」と回答。
<調査詳細>
1.麻雀・「Mリーグ」市場規模に関して
「Mリーグ」2018シーズンにおける、「Mリーグ」視聴経験者は全人口のうち4%の約500万人、その内2.5%の約300万人は、麻雀を一度もプレイした事が無い方という結果になりました。「Mリーグ」2018シーズンを通して、これまでリアルやゲームでの麻雀には興味がなかった層にも、「Mリーグ」を視聴するという新しい習慣を確立することが出来ており、結果として「麻雀」全体の市場規模が広がりました。
Q2. 麻雀にどんなイメージを持ちますか?
2018年(前回)から2019年(今回)にかけた調査では、麻雀のイメージは2019年にかけて、「ギャンブル」「徹夜」「悪い人がやっている」などのネガティブイメージが全項目で低下しました。逆にポジティブイメージである「知的」「かっこいい」「流行っている」「イマドキである」などの項目が、一部上昇しています。
Q3. 「Mリーグ」にどんなイメージを持ちますか?(「Mリーグ」認知者ベース)
一方、「Mリーグ」のイメージは麻雀プレイ層では、1位に「頭脳スポーツとして楽しめる」、2位に「エンタメとして楽しめる」、3位「麻雀のイメージを良くしている」という結果になっており、上位に占めるイメージがポジティブなものが多いことから、Q3で述べた麻雀全体のイメージ好転にも「Mリーグ」が寄与している可能性が想定されます。
Q4. 「Mリーグ」を見たことがありますか?
「Mリーグ」の視聴者層は、20-40代男性の約3割が「Mリーグ」のリーグ戦や関連コンテンツを認知しており、20代男性の10.9%が「Mリーグ」のリーグ戦や関連コンテンツの視聴経験があると回答いたしました。20代男性の視聴経験率が全世代の中で最も高い結果となり、若い世代を中心に幅広い年代に楽しまれるコンテンツとなっていることが伺えます。
Q5. 「Mリーグ」2018シーズンの満足度はいかがでしたか?(「Mリーグ」認知者ベース)
「Mリーグ」視聴満足度は「麻雀プレイかつMリーグ閲覧者」では91.3%と高い結果となり、非常に満足度の高い人気コンテンツとなっております。
Q6. 「Mリーグ」を満足する理由は何ですか?(Q5で満足と回答した方に追加質問)
「Mリーグ」に対し満足する理由としては、麻雀プレイかつMリーグ閲覧者は1位に「レベルの高い麻雀が見られるから」が最も高く53.2%、2位に「解説が丁寧」が44.7%、3位に「女性雀士がでている」が37.2%、4位に「チーム戦」が34%、5位に「リーグ戦」が31.9%という順になりました。麻雀非プレイかつMリーグ閲覧者も同様に、1位は「レベルの高い麻雀が見られるから」が16%、次いで同率(その他を除く)に「解説が丁寧」、「リーグ戦」、「解説のレベルが高い」が12%という結果になっており、麻雀プレイ層・非プレイ層共に、レベルの高い麻雀を楽しめる点、丁寧でレベルの高い解説がある点、チーム戦・リーグ戦などの新しい概念が面白い、という点が評価をいただいているかたちとなりました。
Q7. 「Mリーグ」2018シーズンで「知っている」もしくは「ファンである」選手はいますか?(「Mリーグ」認知者ベース)
「Mリーグ」2018シーズンにおいて人気の選手は、認知率・ファン率共に1位は萩原聖人さん(TEAM RAIDEN/雷電)となり、認知率は63.7%と半数を大きく超える結果となりました。2位以降は二階堂亜樹さん(EX風林火山)、高宮まりさん(KONAMI麻雀格闘倶楽部)、茅森早香さん(セガサミーフェニックス)、黒沢咲さん(TEAM RAIDEN/雷電)と女流雀士の人気が続いています。
また、「Mリーグ」2019シーズンより全チーム男女混成が義務化され、新たに加盟した株式会社KADOKAWAのチーム「KADOKAWAサクラナイツ(カドカワサクラナイツ)」のメンバーを含め8名が新規加入しました。シーズンを通して選手の認知率がさらに上がることや、選手の層がさらに厚くなったことによりファンの広がりが期待できます。
Q8. 麻雀にどんなイメージを持ちますか? (「Mリーグ」の動画閲覧者のみ回答)
「Mリーグ」を動画で閲覧をすると、「新しさを感じる」「好意が持てる」「かっこいい」など麻雀に対してのポジティブイメージが向上し、「賭博である」「とっつきにくい」などのネガティブイメージが低下するという結果となりました。全体でみると、1位は「女性もプレイするものだ」と回答した方が20.2%、2位は「新しさを感じる」と回答した方が12%、3位は「好感が持てる」と回答した方が7.9%とTOP3を占め、「Mリーグ」の女性選手の活躍を動画で閲覧することにより「麻雀=女性もプレイするもの」というイメージがつき始めていることが伺える結果となりました。
昨年より発足した「Mリーグ」2018シーズンですが麻雀全体のイメージ向上や「麻雀を見る」という新しい習慣を確立することが出来、多くのかたに支持された様子が伺えるアンケート結果となりました。
いよいよ来週9月30日(月)より開幕を迎える、「Mリーグ」2019シーズンも、より多くの方に麻雀を楽しんでいただけるような提案や取り組みを行ってまいります。ぜひ、ご期待ください。
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調査方法:インターネット調査
調査対象:
【スクリーニング調査】15歳-79歳の男女を人口構成比回収し、市場一般を形成
【本調査】麻雀プレイ状況×Mリーグ関与状況別に103サンプルずつ回収
集計期間:
【スクリーニング調査】 2019年6月26日(水)~6月28日(金)
【本調査】 2019年6月28日(金)~6月30日(日)
調査実施機関:株式会社H.M.マーケティングリサーチ